タバコを辞める際に普通のガムを噛んで辞めると言う人はよく見かけます。
これは、口寂しさなどを紛らわす為に多くの方が用いている方法だと思います。
しかし、いきなり普通のガムを使用してもニコチン依存の高い方は、長続きせずに終わってしまうことも多々あると思います。
そこでそうならない為に禁煙ガムというニコチンを含んだガムがあると言うことは、前にもお話したと思いますが、この禁煙ガム自体もニコチンが含まれている為、使用を辞める際には、タバコと同様に苦労することがあります。
これは私の実体験ですが、私の場合、タバコを辞めることはニコチンガムを使用すればそれほど難しいことではありませんでした。
ニコチンガムというものは、タバコが吸いたい時に我慢せずに噛めば、その時の喫煙願望というものは、かなり抑えることができ、暫くは喫煙願望も起きません。
しかし、ニコチンガムにもニコチンが含まれている為、そのニコチンが切れた時には、再びタバコを吸いたいという気持ちが起きてきます。
喫煙願望 ⇒ ニコチンガム使用 ⇒ ニコチン切れ ⇒ 喫煙願望 ⇒ ニコチンガム使用
こんな状態を繰り返していると、知らず知らずのうちに禁煙ガムが無いと禁煙できない状況になってきます。
こうなった時には、禁煙ガムの習慣化が始まっていて、今度は禁煙ガムがなかなか辞められない状況に陥ってしまいます。
この状況を打破するには、禁煙ガムの使用後もニコチンの摂取を減らす努力をしていかなければなりません。
ニコチンの摂取を減らすと言うことは、一日の禁煙ガムの使用量を少しずつ減らしていくことになります。
これには単純に我慢して減らす方法もありますが、私は、普通のガムを併用して減らしていく事をお勧めします。
普通のガムは、禁煙ガムほどの長期的な効果はありませんが、一時的に喫煙願望を和らげる効果があると私は経験上そう思います。
これを利用することで、10分でも20分でも禁煙ガムの使用を遅らせることによって、一日の禁煙ガムの使用量を減らすことが可能となってきます。
これを繰り返し行い、禁煙ガムの使用よりも普通のガムの使用の方を多くしていき、最終的に普通のガムの使用だけに持っていければ、禁煙成功となります。
このように普通のガムを使用することで、卒煙に近づくことができますので、ニコチンガムの使用量を減らせないという方はぜひ試してみて下さい。