身体的依存のニコチン依存症についての簡単な説明

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身体的なニコチン依存症

タバコ依存には、身体的依存と心理的依存の二つがあるとお話ししましたが、ここでは、その二つのうちの身体的なニコチン依存について、私の調べたことを少し掘り下げて説明させていただこうと思います。

まず、身体的依存とは、ニコチン依存症のことを指します。

ニコチン依存症とは、タバコを吸うとニコチンが脳に達し、ドパミンという快感を生じさせる物質が放出されるのと同時に、またもう一度タバコを吸いたいという欲求が生じ、その結果、次の一本を吸って快感を得ても、更に次の一本を吸いたくなるという欲求が繰り返されて、止められなくなる症状のことです。

身体的依存について禁煙の前に知っておきたいことは、身体的なニコチン依存症は、病気である為、意志の力で治すことが難しいということです。

例えば、もし、あなたが風邪をひいてしまったら、どのように治しますか?

例外はあるにせよ、大抵の方は、病院か薬局で風邪薬を出してもらい手に入れた薬を飲んで寝ているという治し方が多いのではないでしょうか?

このように病気である風邪を意志の力で治せないのと同じように、病気であるニコチン依存を意志の力だけで治すことは難しいことなのです。

そこで風邪薬の代わりに登場するのが、禁煙ガムや禁煙パッチなどの禁煙補助薬と呼ばれるものです。(※使用の際は、医師又は薬剤師の方の説明を受けて下さい。)

こういったものを利用しながら『タバコを吸いたい』という気持ちを抑制するのが、身体的依存を克服する方法として一般的になってきています。

また、現在は、それだけではなく、禁煙治療が健康保険等で受けられるようになるなど、ニコチン依存を治すための環境が整い出してきているので、医師に相談してみるのも良いかもしれません。




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