タバコを止めたいと意識的に思ってはいるものの、つい再び吸ってしまい、なかなかタバコを止めることができないという事はよくある話だと思います。
このように禁煙が難しい理由は、タバコの強い依存性を克服しなければならないからです。
では、タバコ依存とは一体どういったものでしょうか?
それを克服するにはまず、タバコ依存について少し知る必要があると思いますので、私が調べたことをここで簡単に説明させて頂きます。
まず、タバコの依存には、直接体に影響する『身体的依存』と喫煙の習慣からくる『心理的依存』の2種類があります。
『身体的依存』とは、タバコに含まれるニコチンへの薬物依存から再びタバコが吸いたくなるという意識とは関係がない身体的な依存のことです。
また、『心理的依存』とは、『身体的依存』から喫煙を繰り返してしまった結果、知らず知らずのうちに身に付いてしまった喫煙の習慣や癖などを指します。
この『身体的依存』と『心理的依存』を併せてタバコ依存と呼ぶようです。
禁煙を成功させる為には、この身体的依存と心理的依存の両方を同時に克服する必要があります。
身体的依存は、禁煙補助薬などを使い段々と克服していくのが一般的です。
しかし、心理的依存に関しては、道具に頼ることはできないので、自分で禁煙のモチベーションを高めたり、生活を改善したりして克服していく以外に手立てはなく、どちらかというとこちらの方が曲者かもしれません。
いずれにせよ、どちらの依存も克服できない限り禁煙成功は難しいと思われます。
以上、簡単ではありますがタバコ依存についての説明は終わりです。
なお、『身体的依存』と『心理的依存』については、後ほど再度詳しく説明させて頂こうと思います。